変な絵?2

 前回の続き、看板の裏側。こちらも変な絵、左は亀? この亀、よく見ると尻尾が蛇、これは北方を守る四神獣「玄武」です。前回の表側と見比べると、玄武の裏側は北を指す記号のような絵でした。実はこの貨幣形に描かれた変な絵は、表裏で対応するよう東西南北にまつわる文様が描かれているのです。 貨幣形は中央に吊り下げられているので回すことができます。そして東西南北の文様を実際の方角にピタリと合わせたとき、ある力が生まれるのです。その力は周りの金枠に見られる、ある文様に関係しています。最後の謎解きは、次回をお待ちください。

 貨幣形紋様 東・・・(表側)當(質屋の意味、方角を意味しない)
           (裏側)太陽(東空から昇る)
       西・・・(表側)羽根を広げた鳥(鳥は江戸時代西を意味した酉「とり」)
           (裏側)月(日が沈むと西空に現れる)
       南・・・(表側)午(江戸時代南を意味した午「うま」)
           (裏側)朱雀の尾羽(朱雀は南方を守る四神獣)
       北・・・(表側)北を指す方位磁針
           (裏側)玄武

江戸時代の方位磁針
北を子「ね」として右回りに十二支が振られています。(国立科学博物館のホームページから引用)https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/past_parmanent/rikou/earlyscience/wajisyaku.html