露地の爪痕

彩りも豊かな露地の敷石、、、と思いきや、よく見ると妙に変色した石がたくさんある。
実は、天明の大火(1788年)で屋敷が焼け落ちたとき、高温にさらされた石をリユースしているのです。
あえて過去の爪痕を残し、火の用心を喚起するだけでなく、あきらめず努力すれば復興できると、次世代に伝えるためかもしれません。